愛知ローテオフ使用構築@ローテ

11/24に愛知県で開かれた、「愛知ローテオフ(通称もちオフ)」に参加してきました。
この記事は、そのオフ会で使用した構築の紹介です。
オフレポは、書くとすれば、この記事ではない別の記事に書きます。

並びはこんな感じ。
ただのカイリュー軸のスタンパに見えますね。
見た感じ殴り合う構築で、カイリューがエース枠...みたいな印象を受けると思います。
最初はラティアス ドリュウズ スイクンで組み始めた構築で、ドリュメインでいきつつも少し変わった(?)スイクンでアドをとっていく(ラティアスは補助)ような構築になるはずでしたが、回していてドリュウズが今は使うべきではないポケモンであるか、ドリュウズを使うのであればもっと違う形の構築にしないといけないと気が付き、ドリュウズを抜きました。
元々ラティドリュスイクンっていうようなメイン組み合わせを構築名にあてがうつもりだったのですがこうなってしまったために名前はないです。
ブタやろう構築」とでもしておけばいいんですかね?☆(ゝω・)vキャピッ
ちなみに、画像は持っていたのを使っているだけで、私のポケモンは、ガッサカイリューが色違い、残りは通常色となります。
スイクンが色違いじゃないとか、ボール見ていない相手に零度でないことを勘付かれるのでダメですね。

それでは、個別解説に入ります。


ラティアス
性格:臆病
持ち物:ゴツゴツメット
努力値:H156 C100 S252
実数値:175-xx-110-143-150-178
技:竜の波動 おいかぜ 光の壁 日本晴れ

役割は、補助。
元々ドリュと組ませていたため、タイプ相性がいいラティアスに補助役を任せることにしていました。
ドリュは抜けましたが、電気水格闘耐性があり、速いのでそのまま採用することに。
光の壁は、主にスイクンのために採用してありますが、ボルトが身代わりを残しやすくなったりとそういうことがあるので、使う機会はそこそこあります。
スイクンと組ませるときはほとんど使っていました。
持ち物がハバンではないため、雨に厚い構成とは言えませんが、耐久値が高いので雨に対して日本晴れや光の壁を複数回使用することができるのが強みです。
追い風は、基本的にガッサが舞えたときやスイクンの補助に使っていました。
日本晴れは、ヒードランとのシナジーを生じさせるため、雨に対しての天候変化のためです(以前までユキノオーが構築に入っていましたが、抜けて構築に天候変化がなかったため)。
日本晴れによるヒードランの補助はなかなか便利なもので、パーティパワーが足りないというこの構築の弱点を若干補うものでもあります。
スイクンとはアンチシナジーが生じますが、スイクンには晴れている間は瞑想をしてもらうか、冷凍ビームをうっていてもらいましょう。
オフの大会における選出は、6/10


キノガッサ
性格:陽気
持ち物:気合いの襷
努力値:H4 A252 S252
実数値:136-182-100-xx-80-134
技:マッハパンチ キノコの胞子 種マシンガン 剣の舞

強いので採用しました()
本当は、構築がバンギラスヒードランに薄めで、キノガッサに対しても若干薄かったからです。
構築にキノガッサが入ったのは最後でしたが、活躍の度合いとしては机上でも上位に位置するはず。
キノガッサのキノコの胞子で相手を眠らせることによって、カイリューが無償で舞うことができるようになったり、キノガッサ自身も舞って詰みにもっていきやすくなったりします。
ボルトロスヒードランの身代わりともシナジーがありますし、混乱も重複できるのでそこでもシナジーが生まれます。
速いのは、催眠を上から入れたいがため(相手キノガッサに先制するという意も)。
強化アイテムではなくて襷を持っているのは、襷があいているというのと、強化アイテムを持たせる場合はどうしても催眠の機会が狭くなりがちだが、襷を持つことによって1回は強引に催眠をかけることができるという点からです。
陽気で強化アイテムがないので剣舞をしても若干火力に欠ける部分がでてきたり、パーティパワーが足りないことの原因ともなっていますが、それを差し引いても襷は強い!襷を持っているから...という、立ち回りをする際の安心感があるので、心に余裕がでます。
オフの大会における選出は、9/10


ボルトロス
性格:穏やか
持ち物:光の粉
努力値:H244 D236 S28
実数値:185-xx-90-145-143-135
技:十万ボルト 身代わり 威張る 電磁波

威張るを持っているせいで、構築の中で一番注目を集めているポケモン()
NNは、「ブタやろう」です。
採用した理由は、元々ドリュがいたときに、ラティの追い風サポートだけじゃ心もとないということで電磁波を使えるポケモンを採用しようと思い、ボルトロスを採用しました。
そして、穏やかなのは、私が穏やかしかもっていなかった...のではなく!!!!穏やかでグドラの雨珠ドロポン耐えまで耐久があがるので、それを利用して雨に対して少しでも厚くするという意があります!!!!!決して!!私が!!!ボルトロスをその1匹しか持っていなかったわけではない!!!!!!
ボルトロスを採用する際に私は考えました。電磁波といっても、今の雨には霊獣ボルトロスがいるので、択を間違った際に雷とかでボルトロスが持っていかれては意味がないのではないかと。
それではアドが取れない。
ということで、最後の枠はめざ氷ではなく威張るを採用しました。
威張るの利点はたくさんあります。
まず、化身ボルトロスは先制威張るができるので、実質そのターン相手が行動できるのは(0.1+0.9*0.5)*100=55%だということ。
それに加え、ボルトロスに光の粉を持たせれば、相手から攻撃を受ける確率は5割以下になります。
そして、威張るによって相手が自傷した場合、相手のHPが減る+そのターン相手が行動できていないことになるので、こちらがかなりのアドバンテージをもらう形となります。カイリューキノガッサが両方先制技を持っているので、その圏内に入る確率も高くなります。
さらに、混乱は1ターンで終わるわけではありません。
1~4ターンほど続くので、万が一択を外しても相手が自傷をすれば択外しがなかったことになるという、ローテにおいてかなり大きな要素となるリスク軽減となるのです。
混乱したポケモンが回ってくることや光の粉による外しも考えながら、ヒードランボルトロス自身も身代わりを張りやすくなりますし、カイリューの無償舞にもつながります。HPが少ないラティアススイクンが腐り気味であっても、自傷のおかげでもう1度追い風をすることができて行動回数を稼ぐことができるという可能性もあります。
1回だけでは50%という、確実性のない要素ですが、試行回数が増えれば増えるほどに、相手が自傷しない確率の方が低くなるのです。
混乱は催眠と重複できるのでガッサともシナジーがあります。
襷つぶしも自傷でなんのその。
ただ単に威張っているだけじゃただの運ゲーですが、私のように考えて威張るを採用し、使うことによって威張って相手に動かれた時のリスクが軽減し、自傷されたときのアドが大きくなるのです。威張って相手のバンギラスを3回自傷させて勝った時とか普通にありますが()
どうしようもなく負け濃厚の時も、威張っていれば自傷によって勝ち筋を拾うことだってできるのです。
勝ち筋が消えにくいのは、ポケモン対戦においてかなりでかい要素です。
一つ言えることは、威張る覚えていたら電磁波なんて全然使いません。
S逆転ギミックは、もともと追い風がラティアススイクンの2枚構成であるので、どうしようもない時以外は電磁波は使いません。
相手が行動できない確率が高く、HPを減らすことができる威張るを使っています。
オフの大会における選出は、9/10

どこに書くかわからないのでここに追記という形で書きますが、何も考えないで威張っていると相手のカイリューメタグロスが最強になって何もできなくて負ける可能性があるので気を付けましょう。
あ、私のボルトロス努力値振り間違えているのでH実数値が2低いです。


カイリュー
性格:意地っ張り
持ち物:ドラゴンジュエル
努力値:H4 A252 S252
実数値:167-204-115-xx-120-132
技:逆鱗 竜の舞 神速 ドラゴンクロー

エース枠としての採用。
ラティアスによる壁追い風サポート、キノガッサによる催眠サポート、ボルトによる麻痺混乱サポート、スイクンによる追い風サポートがあるので動きやすくなっています。
ドランともタイプ相性の面で良好であるので、構築とかみ合いやすいと思います。
マルチスケイルという特性は便利なもので、カイリューが襷を持っているかのように安心して動かすことができる場面が多いです。
竜舞を1回するだけじゃSが足りなくても、ラティスイクンの追い風のおかげで補うことができます。
ドラゴンジュエルを持つことによって、火力の底上げをはかることができます。
珠はカイリュー自身の消費が激しいというか、私はそもそも珠持ちをあまり使わない傾向にあるのでドラゴンジュエル。
ドラゴンジュエルが十分に強い。
特に説明する必要がないポケモンですね。
オフの大会における選出は、5/10
レートでの選出頻度は高いです。

あ、カイリュー努力値を振り間違えて、理想よりもH実数値が1低いです。


ヒードラン
性格:臆病
持ち物:風船
努力値:H68 C188 S252
実数値:175-xx-126-175-126-141
技:大文字 身代わり 大地の力 竜の波動

このポケモンも言わずもがなのポケモン
かなり使いやすいポケモンですね。
ボルトの威張る電磁波、キノガッサの催眠とシナジーを持たせるため(動きやすくさせるため)に挑発ではなく身代わりを採用。
最速であるのは、キノガッサを意識してのこと。
そして、最速であるので相手ヒードランを意識して大地の力を採用するので、挑発のスペースはありません。
ラティアスに日本晴れを持たせることにより、ヒードランの大文字の威力をあげて、疑似的にパーティパワーをあげています。
ヒードランが水技によって倒れにくくなるというのもあり、ボルトやガッサのことも考えると、かなり場持ちがよくなる構成となっています。
スイクンに日本晴れのスペースがないのが残念。
バンギラスが重たくなるのはしかたがないのかな...?


スイクン
性格:控え目
持ち物:オボンの実
努力値:H204 C236 S68
実数値:201-xx-135-154-135-114
技:波乗り 瞑想 追い風 冷凍ビーム

このスイクンも少し変わった型となっています。
ちなみに、スイクン努力値を振り間違えて理想よりもC実数値が2低いです。
ラティドリュスイクンの際に、ラティがサポートをしてくれるのでスイクンもアタッカー気味にしたほうが回るのでは?と考えて瞑想を持った控え目個体を使用。
HCベースでも比較的耐久はあるので、サポートよりのポケモンを別に用意しておいて、スイクンをサポートよりだったのを少しアタッカーよりにすることで、スイクンの波乗りや冷凍ビームが活きます。
波乗りでなくて、ハイドロポンプを採用すれば、当たった際の相手への負荷が増大するのでいいのかもしれません。当たった場合。
私は安定性に欠ける+瞑想によって火力アップは期待されているので波乗りを採用。
持ち物がオボンなのは、ラティアスが光の壁を張ることによって電気ポケモンからの攻撃を耐えることができるようになるからです。
それと、必ずしも電気技がスイクンにあたるわけではなく、一度瞑想をすれば電気技を耐えることとなるので、発動機会が多いオボンを採用することにしました。

Twitterでの火力をあげたスイクンの考察の一部をここに張っておきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
スイクンは図太いHBでも波乗りや冷凍ビームを使う機会は多めだから、いっそのことC高くして波乗りや冷凍ビームの際の相手への負荷を大きくした方がいいと思う(ドランやバンギへのダメが大きくなるから、それらに弱めなポケモンとの兼ね合いで落としやすくなるということも)。
最初から追い風を使うつもりで選出している時はだいたいとっておくから、追い風するときはHが高いことが多い。
そしてガブやドリュは剣舞よりも鉢巻の攻撃が目立ってるから剣舞逆鱗や地震で大きく削れることは少なくて、B厚めじゃないとHあっても仕事できないってことはないと思う。
だから、HCにする時のメリットとデメリットを比べた際に、メリット>デメリットになる可能性が机上でも実践でも高めだと思われる。
Sは114が安定する。ちょっと振って118にしてもいいし、S109に甘えてもいい。そこは個人の自由かな?
ドランやバンギへの負荷が大きくなるから、ドランやバンギに攻撃が通りにくいポケモンが結果的に動きやすくなるって言ったけど、それはトゲキッストルネロスが主かもしれない。
トゲキッスに関してはその要素が大きい。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
私のスイクンは、火力をあげてなおかつ瞑想を採用することにより、エースに近い運用をすることができます。
瞑想をせずにそのまま波乗りをしているだけでも、火力があるので崩しを期待できます。
オフの大会における選出は、3/10
少ないですが、これはオフに霊獣ボルトロスというポケモンと、キノガッサというポケモンが多くて選出しにくかったためです。


個別で書きましたが、全体としては、ただ単に威張る等を採用するのではなく、それらにシナジーを持たせる形で構築を組みました。
シナジーを持たせることにより、それが試行回数が多いものであれば恩恵はそれだけ大きくなります。
ラティドリュスイクンという形で組み始め、その形は崩れてしまいましたが、シナジーを意識することにより構築としての精度は保つどころかあげることができたのではないでしょうか。
この構築の弱点として、パーティパワーの不足、バンギラスナットレイ等が重たいなどがあげられますので、また構成を変えたりしてこれらを改善していきたいですね。
バンギラスナットレイも威張るで強引に突破することはできますが\(^o^)/
基本的にシナジーが1つ以上は発生するように組み合わせるのですが、キーとなるポケモンはどうしても選出頻度が高くなってしまいますね。それらのポケモンが強いのでどうしようもないですが。
オフの2日前にみーたろさんにスカイプの方で個人的にお願いして調整に付き合ってもらいました。感謝です(ノ)`ω'(ヾ)
そのおかげか、オフでは優勝することができました。
今後、ラム持ち物理ポケモンを採用するのはやめましょう。
そして、威張る持ちが増えても決して私のせいではありません。

もっと全体としての動きとか、書きたい部分はたくさんあったのですが、立ち回りに関しては特にスタンと変わらない部分が多いので書く必要もないかなーと思い直し、あまり書かないことにしました。
オフレポはたぶん書きます、テキトーに。

おわり∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧